Spec-first · Bedrock · Steering Documents
AIエージェントに本番環境へのアクセス権限を与える場合は最小権限の原則を厳守すること。
Kiro GA
初回GA: Kiro IDEが v1.0.0 として正式パブリックリリース。VS Code ベースのスタンドアロン IDE。
Spec-firstワークフロー: Requirements(要件)→ Design(設計)→ Tasks(タスク)の3段階仕様書から実装を追跡する独自ワークフローが特徴。
Bedrock統合: Amazon Bedrock を通じて複数モデルを選択可能。
// .kiro/settings.json { "model": "anthropic.claude-sonnet-4-5", "provider": "bedrock", "region": "us-east-1" }
権限・承認ポリシー等の詳細な設定キーは kiro.dev/docs の公式ドキュメントで確認すること。
利用可能なモデル・料金は kiro.dev/pricing で確認すること。
| モデルID(例) | 推奨用途 |
|---|---|
anthropic.claude-sonnet-4-5 | 標準的な実装・設計タスク |
anthropic.claude-3-7-sonnet | 複雑な実装・アーキテクチャ分析 |
| ステップ | ファイル | 内容 |
|---|---|---|
| 1. Requirements | .kiro/specs/*/requirements.md | ユーザーストーリー・受け入れ基準 |
| 2. Design | .kiro/specs/*/design.md | アーキテクチャ・データモデル・インターフェース |
| 3. Tasks | .kiro/specs/*/tasks.md | 実装チェックリスト(順序付き) |
| 4. Implement | コードベース | Kiroがタスクリストを追跡しながら実装 |
Specをコードと同じGitリポジトリで管理することで仕様とコードのドリフトを防ぐ。Kiroを使いながらSpecを書かないチームはコストだけ払って恩恵を受けていない。
Kiro公式の foundational files(「Generate Steering Docs」で自動生成される3ファイル):
.kiro/steering/ product.md # プロダクトの目的・対象ユーザー・機能・ビジネス目標 tech.md # 技術スタック・フレームワーク・コーディング規約 structure.md # ファイル構成・命名規則・importパターン・設計方針
この3ファイルはデフォルトで全インタラクションに自動インクルードされる。
architecture.md は公式 foundational files には含まれないが、システム設計・制約をより詳細に記述する用途で追加するのは有効。
Steering DocumentsはSpec-firstフロー内で自動参照される。CLAUDE.mdのRouter設計と同様に、必要な情報へのポインタとして管理する。
// .kiro/hooks/lint-on-save.json { "version": "v1", "hooks": [ { "name": "lint-on-save", "trigger": "PostFileSave", "matcher": "\\.ts$", "action": { "type": "command", "command": "npm run lint" }, "timeout": 30, "enabled": true } ] }
JSON形式。.kiro/hooks/(ワークスペース)または ~/.kiro/hooks/(ユーザー全体)で管理。
| トリガー名 | 発火タイミング | ブロック可能 |
|---|---|---|
SessionStart | セッション開始時 | — |
Stop | セッション終了時 | — |
PreToolUse | ツール実行前 | ✔ |
PostToolUse | ツール実行後 | — |
PreTaskExec | タスク実行前 | ✔ |
PostTaskExec | タスク実行後 | — |
UserPromptSubmit | ユーザー入力送信時 | ✔ |
PostFileCreate | ファイル作成後 | — |
PostFileSave | ファイル保存後 | — |
PostFileDelete | ファイル削除後 | — |
PreToolUse / UserPromptSubmit / PreTaskExec は終了コードで後続処理をブロックできる。
Kiro IDE v1.0.0 GA(2026-06-25)で Custom Agents 機能が追加された。設定ファイルの形式・ディレクトリ構造・フィールド詳細は kiro.dev/docs/agents の公式ドキュメントで確認すること。
Kiro CLI v2.13.0 で kiro-cli --v3(CLI 3.0 早期アクセス)向けに追加されたビルトインsubagent。Kiroの機能について質問すると案内してくれるほか、カスタムエージェント・Hooks・Steering Filesの書き方も解説してくれる。早期アクセス機能のため正式版で挙動が変わる可能性がある。
Claude CodeのRoutines(cron)やCodexのAutomations(cron + webhook)に相当する定期実行機能はKiroに実装されていない。
| 用途 | 代替手段 |
|---|---|
| 定期コードレビュー | GitHub Actionsのcronジョブから実行 |
| 定期ドキュメント更新 | AWS Lambda + EventBridgeから実行 |
外部cronを使う場合は、実行ユーザーのIAMロールに最小権限を設定することを必ず確認すること。